その105 天体写真用としてのRF135mm F1.8 L IS USM(1回目)
天体写真用としてRF135mm F1.8 L IS USMを購入したのでEF70-200mm f/4L IS II USM + ADAPTER EF-EOS R 0.71xと焦点距離135㎜でこの日アルデバラン近くにあったZTF彗星とオリオン座M42を対象に撮影し比較してみた。(2023.2.16 20:47-22:53 大分市)
比較条件:
・RF135mm F1.8 L IS USM+EOS R5
・EF70-200mm f/4L IS II USM(at85.0 mm)+EOS R7
アダプターはキヤノンADAPTER EF-EOS R 0.71xをスピードブースターとして使用
(解放F値2.8、焦点距離at85.0 mm)
・同じ対象を赤道儀に同架で撮影し総露光時間は同じにする
1.ZTF彗星
・RF135mm F1.8 L IS USM+EOS R5
f2.5 iso400 露光時間30ec 75枚(総露光時間38分)
・EF70-200mm f/4L IS II USM + ADAPTER EF-EOS R 0.71x+EOS R7
f2.8 iso400 露光時間120ec 20枚(総露光時間40分)
2.M42
・RF135mm F1.8 L IS USM+EOS R5
f2.8 iso400 露光時間90ec 37枚(総露光時間56分)
・EF70-200mm f/4L IS II USM + ADAPTER EF-EOS R 0.71x+EOS R7
f4.0 iso400 露光時間120ec 28枚(総露光時間56分)
1.ZTF彗星
①画面中央(左R7 右R5)
②画面端(NGC1647付近)(左R7 右R5)
2.M42
①画面中央(左R7 右R5)
②画面やや端(IC434)(左R7 右R5)
3.全体画像
ZTF彗星(EOS R7)
M42(EOS R5)
現状の評価
135㎜域での比較は、予想通りRF135mm F1.8 L IS USMが優れていた。一方EF70-200mm f/4L IS II USMも一段絞ればかなり画質は改善され光条も好ましい。RF135mmは小さな星が小さいまま写っている点が非常にうれしい。
但し、カメラの違いによる影響も可能性があるので次回カメラを入れ替えて200㎜域であらためて比較してみたい。
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